Black Coffee.
明るくて、小さくて可愛い紗希。
頬を赤く染めてあたしの話を
聞く姿は本当に可愛くて、
「 紗希、子どもみたい 」
「 なにそれ!ひどい! 」
”同い年なのに”と怒る彼女に
苦笑しながら、それでもやっぱり
可愛いな、なんて思っていて。
───────────”可愛いですね”
「 ・・・菜緒ちゃん? 」
持っていたマドラーを落とせば
何度目なのか紗希が心配そうに
あたしを見ていた。