社長の溺愛・番外編



「…困らせて…ごめんなさい…」



しゅん、と効果音がつきそうな程目に見えて落ち込む彼女



「翼は何も悪いことしてないよ、俺がちゃんとしてればよかったんだ」



きめ細かい白い肌に指を添えてその頬をさらりと撫でる


こんなに可愛い子を悲しませるなんて俺は相当最低な人間だ


だけど優しくて、人のことばかりを優先してしまう俺の天使は頬に添えた手をきゅっと握ると小さな可愛い声で呟く



「ひとりで寝る…だから…」

「……うん、どうした?」

「…誕生、日…いっぱいぎゅって…ぎゅって、して…」



ああ、本当に


我慢ばかりさせているのは俺の方なのに、責めもしないで、甘えるのが下手すぎる



握られた手をそのままにして上半身だけで寝ている彼女の上に被さる



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