[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
私は、女の人が席を立った後も、すぐに立ち上がることができなかった。

貴俊さんの子供がこの世の中に存在している…

そして、その子供を産んだ人が、今生活で苦しんでいる。


その事実が私に重くのしかかってきた。

私はどうすればいいのだろうか…

どのくらい席に座っていたのか…私は席を立ち…マンションに帰った。

どこをどう歩いたかもわからない…


私が気がついた時…ソファーの前のラグにへたり込んでいた。



貴俊さんに伝えるべきか、伝えないべきか…

どちらも正しく、どちらも間違っているように思える。

矛盾…同じことをずっと考えてもそれ以上…思考が動かない。


私は、今日はそのことをいったん棚上げすることにした。
女のひととの約束は今週末。
とりあえず、時間はまだあるし・・・


私が、その思考になった時、日は完全に沈んでいた。

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