[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
貴俊さんが仕事へと出ていった。

本音を言えば、行かないで…と叫びたかった。

彼の胸に飛び込み、すべてを話して、私の傍にいてほしいと

願いたかった。


でも、それはできない。

それをすることは、私のわがままで彼のためではない…

笠井貴俊という、世間で名の通っている男を貶めることになりかねないから。



あの女の人に言われたように、お金だけなら、私が用意することは可能だ。

私が働いていた時のお金があるから、貴俊さんに言わなくても、

100万くらいのお金なら用意できる。


でも、それくらいのお金じゃ、子供と二人で生きていく足しにもならないだろう。


子供・・・貴俊さんの子供・・・

私たちにはまだ、子供がいない。

それならば、私が貴俊さんと別れて、あの女の人と結婚した方が、

子供の為…そして貴俊さんの為なのかもしれない。


でも…貴俊さんの傍を離れるなんてできない…


私の頭の中は別れる、別れないでまた混乱してきた。
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