[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
私は、貴俊さんが出社してから準備をした。

旅行鞄を取り出し、荷物を積める。

そして、

人生で記入することはないと思っていた種類にサインをした。

これで、今日から笠井愛美ではなくなる。

それでいいんだ。

これが貴俊さんのためになることだから…


私は書類の上に指輪を乗せ、私の左指には指輪がなくなった。

笠井貴俊の妻の証。

これをはずすことがあるとは…

もう涙は枯れたのかと思っていたけど…

どんなに泣いても泣いても涙は出ることを知った。


私は、荷物を持って、部屋を後にした。

もうすぐ時田さんがやってくる。
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