[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
私は、時田さんが来るのをエントランスで待っていた。

数分するとあの大人の女の人、時田さんが子供を連れてやってきた。


「お待たせしました…ってどうしたの?その荷物」

『まずは、これ。私が用意できるのは私が勤めていた時のお金くらいしかなくてすいません。
 それから、きっとこれくらいじゃ、子供さんと生活する足しにもならないと思います。
 貴俊さんとよく話し合ってください。
 私たちには子供はいませんので…離婚します。
 時田さんと貴俊さんが結婚して、子供を育てるのが一番いいことだと思います。
 ちゃんと結婚すれば、彼の世間体も保たれると思いますから…』


私は、話を一方的に言いきるとその場を後にした。

もう、このマンションに戻ってくることはないのだろう。


私は、実家と呼ぶには難しいが、高峰の父を頼ることにした。
そこには母がいるから…
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