[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
愛美からの手紙と共に入っていたのは離婚届

俺は手紙を握りしめ、へたり込んだ。

愛美が俺と別れる?そんなことが…

俺は現実を受け止めれらないでいた。


「貴俊…どうしたんだ?
 よこせ…」


勇人は俺から愛美の手紙を奪い取ると、内容を確認していた。

読み終わると…

「おい。お前この時田とかいう女に覚えはあるのか?」

「・・・・・」

「おい!!どうなんだ!!」

「記憶にはない。ただ、愛美と知り合う前のことだ。
 女の名前なんかいちいち覚えていない…」

言葉通りだった。
愛美と知り合う前の俺は、女に愛情なんて注いだことなんてなかったから。


「でも、お前がしくじるなんてことないだろう。
 もしかして、まなみちゃん…はめられたんじゃないか?」

「はめられた?」

俺は、その言葉で、頭が回転し始めた。

今、俺がへたれこんでいても愛しき愛美は戻ってこない。

ならば、今やるべきことは・・・

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