[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
貴俊さんが私の涙を指ですくい、目元にキスをしてくれる。

「不安にさせてすまない。
 愛してる…愛美。」

貴俊さんは唇を合わせ、深くなっていく…


「不安だった…愛美がいなくなったと聞いて。。。
 手が震えて、何も考えられなかった…
 愛美・・・愛美・・・愛美・・・」


貴俊さんは私をギュっと抱きしめてくれた。

「俺の女だ。俺の妻だ…一生離さない。」

貴俊さんは私を確認するかのように、強く抱きしめ、そしてキスをする。

私はそれにこたえるようにキスを返していた。

ボタンがひとつずつ外れ…貴俊さんは私の体にキスを落とす。

隅々まで丁寧に。そして、そこにはかならず、紅い花びらを残していた。

・・・・・


・・・・・


・・・・・


「愛美・・・抱きたい。」

私は、断る理由などない。私も貴俊さんがほしい…

『愛して・・・いっぱい。
 不安だった。貴俊さんがいなくなることが…
 貴俊さんがいないと生きていけない…』

「愛美・・・俺もだ。
 愛美がいないと…俺は・・・」


その言葉と共に、貴俊さんとひとつになった。


貴俊さんとひとつになった瞬間…私はうれしくて涙があふれた。
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