[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
貴俊さんは話終わると、私の肩を抱き寄せた。

『じゃあ、本当に仕事だったんですね。知らなくて・・・』

「いや・・・愛美が嫌がると思って、
 黙っていたことが不安にさせてしまったんだな。
 勇人だけにでも話しておくべきだった思う。
 勇人がきたから、余計に心配になったんだろう。。。

 すまない。愛美につらい思いをさせた・・・

 俺には愛美だけがいればそれでいいんだ。
 お前以外・・・何もいらないよ。

 今回はお義父さんからの頼みだから・・・
 愛美のお父さんからだから、力になりたいと思ったんだ。
 他の奴らからだったら、受けることはなかったよ。」


『ごめんなさい。私が・・・勝手に思い込んで・・・本当にごめんなさい。』

「嫉妬か?ヤキモチを焼いてくれるのも俺はうれしいけどな。
 さすがに、愛美がいなくなってるのは焦ったよ。

 俺には愛美がすべてだ。
 自分でも呆れるくらい・・・お前が好きだ。」

『貴俊さん・・・私も。』

「愛美・・・俺はお前のものだろ?ちがうのか?」

『うん。』

「そうだ。いい子だ。愛美・・・もう俺から離れることを考えるな。
 いいな。もう愛美を離すことはできないぞ。
 俺のものだからな・・・」

『はい。でも、どうしてここが?』

「まあな。お前に渡してある携帯にGPSの機能があるだろう。
 愛美が電源を切っていなくてよかったよ。
 まったく・・・お前は俺を翻弄させいるな。」

彼が、私を抱きしめて・・・

 「もうどこにも行くな。俺の傍にいろ!!、いいな。」


そう言いながら、私をお嬢様抱っこした。
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