[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
行き先はまだ教えてもらっていない…

とりあえず、車で行くようだ。

私と貴俊さんは車に少しの荷物を詰め出発。

もちろん、貴俊さんの愛車で…

ちょっとこの車に乗るのは恥ずかしい。
だって、目立つんだもん。

信号待ちで止まると歩道からも車道からもみられている気がしてならない。

みられることに…見つめられることになれている貴俊さんはなんでもないことかもしれないけど、普通を好んできた私にしてみればやっぱり恥ずかしい。


下を向いている私に気がついた貴俊さんは

「車に酔ったか?
 この車は乗り心地があまり良くないからな…」

まったくの勘違いだ。
でも、本当のことなど言えないから…大丈夫だと伝えた。

それでも、貴俊さんは心配しているようで、申し訳ない気持ちになる…
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