[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
・・・・

ついた先は、温泉地だった。

二人で温泉なんて、うれしい。


雑誌とかテレビでも一度はみたことがあるであろう旅館に車は停車した。

「いらっしゃいませ。笠井様…
 待ちしておりました。」

旅館の女将と思われる着物を着た優雅な女性と共に仲居さん達が頭を下げた。

ちょっと緊張しちゃう…


「世話になります。」

貴俊さんの低音ボイスが響いた…


部屋に通されて、ひと段落。


『ふっうー』

「愛美・・・つかれたか?」

『そうじゃないけど、圧倒されちゃって…
 ここ、雑誌とかでよく見るところだから…』

「たまにはいいだろう。愛美と二人で楽しみたいからな」

貴俊さんのやさしさに頬が赤くそまっているに違いない…
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