[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
「愛美・・・ついた。準備は?」

『はい。今からおります。』

電話は貴俊さんから…エントランスに到着したとのこと。

時計をみるとちょうど5時。さすが健司さん。

時間ぴったり。


私は小さなバックを抱えて、部屋を出ていく。


マンションの廊下にコツコツと10センチヒールの音を響かせて…


エントランスの自動ドアを抜けると、私の王様が車から降りてきた。


「きれいだ・・・愛美」


貴俊さんは私をゆっくりと抱きしめてくれた。

『これでいいですか?』

「もちろん…笠井貴俊の妻になったな…」

『もちろん。。。妻ですから』

私の強気な発言も貴俊さんにはお見通しのようだ。

「それでいい。俺がすべて守るから…」


私は車に乗り込み…マンションを後にした
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