[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
店員が、刻み終わった二本の時計を持ってやってきた。

「お客様・・・こちらでよろしいでしょうか?」

「ああ。問題ない。」

「では、お会計をお願いできますでしょうか」

店員は金額の書かれた紙を俺に見せる。

このての店は口頭で金額を言うような野暮な真似はしない。

俺は、書かれた金額を適当に確認すると、カードを渡し決済をさせた。

七ケタの金額が記載されていたが・・・

このくらいどうっていう金額でもない。

愛美に言えば、目が飛び出てしまうだろうがなっ。


支払いを待っている時に、店のマネージャーなのか?スーツを着た男が俺の前にやってきた。

「このたびは、ご購入ありがとうございました。
 失礼かとは思いますが、笠井社長ではございませんか?」

「ああ、いかにも笠井だが、何か?」

「いえ。今後ともどうぞよろしくお願いいたします」

「ああ。今後ここで買いものをするかどうかは俺が決めることではない。
 妻が気に入れば、いくらでも購入するだろう・・・」

当たり前だとは思うが、マネージャーらしい男は愛美に深く頭を下げる。

『あの・・・そんな。私は別に。頭をおあげください。』


愛美にかわいい反応にマネージャーらしき男もたじたじだ。
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