雫-シズク-
検査の結果脳にダメージもなかった俺は2日で退院して学園に戻った。
とりあえずバイトはギプスが取れるまで休むことになっている。
大宮さんだけで大変じゃないかと思ったけど、あてがあるから治るまでゆっくり休むようにとのことだ。
生活面は骨折が利き腕じゃなかったのが不幸中の幸いで、服を着替える時以外はぎこちなくてもなんとかできている。
でも突然のリンチで心にも体にも深い傷を負った俺は、一人になると不安でがくがく震えが出てくる状態になってしまった。
学校をサボってなにかと付き添ってくれる葵さんのおかげで、少しずつ落ち着きを取り戻せてはいるけど。
そして退院して一週間ほど経ったある日の夜。
「あーっ、かゆい!ギプスの所が凄くかゆーい!葵さん助けてー!」
学習時間の俺達は、一応机に向かってはいるものの勉強もせずにだらだらと過ごしていた。
「仕方ねぇだろ。かゆいのくらい我慢しろって」
とりあえずバイトはギプスが取れるまで休むことになっている。
大宮さんだけで大変じゃないかと思ったけど、あてがあるから治るまでゆっくり休むようにとのことだ。
生活面は骨折が利き腕じゃなかったのが不幸中の幸いで、服を着替える時以外はぎこちなくてもなんとかできている。
でも突然のリンチで心にも体にも深い傷を負った俺は、一人になると不安でがくがく震えが出てくる状態になってしまった。
学校をサボってなにかと付き添ってくれる葵さんのおかげで、少しずつ落ち着きを取り戻せてはいるけど。
そして退院して一週間ほど経ったある日の夜。
「あーっ、かゆい!ギプスの所が凄くかゆーい!葵さん助けてー!」
学習時間の俺達は、一応机に向かってはいるものの勉強もせずにだらだらと過ごしていた。
「仕方ねぇだろ。かゆいのくらい我慢しろって」