雫-シズク-
「俺今日準備とかで学校休むから。もしかしたら面倒臭くなって寝てるかもしんないけどよ」
器用に口の片方だけをくっとあげて寝る気まんまんみたいに言うから、俺までつられて笑いそうになってしまう。
やっと二人の空気がやわらいだ気がしながら学校の支度を始めると、朝なのに全然不機嫌じゃない葵さんが椅子に座って俺の動作を見守り始めた。
それから久しぶりに一緒に朝食を食べたけど、まだ俺の方がなんとなくぎこちない。
部屋に戻って鞄を手に持った俺は、ずっと無視していた葵さんと目を合わせるのが恥ずかしくてそそくさと廊下に出た。
「……それじゃ、行ってきます」
「ん、頑張れ」
ベットに腰かけた葵さんがにっこりと笑ってくれる。
このすごく珍しい見送りに、俺は閉めかけたドアを反射的にもう一度開けて中に顔を入れた。
器用に口の片方だけをくっとあげて寝る気まんまんみたいに言うから、俺までつられて笑いそうになってしまう。
やっと二人の空気がやわらいだ気がしながら学校の支度を始めると、朝なのに全然不機嫌じゃない葵さんが椅子に座って俺の動作を見守り始めた。
それから久しぶりに一緒に朝食を食べたけど、まだ俺の方がなんとなくぎこちない。
部屋に戻って鞄を手に持った俺は、ずっと無視していた葵さんと目を合わせるのが恥ずかしくてそそくさと廊下に出た。
「……それじゃ、行ってきます」
「ん、頑張れ」
ベットに腰かけた葵さんがにっこりと笑ってくれる。
このすごく珍しい見送りに、俺は閉めかけたドアを反射的にもう一度開けて中に顔を入れた。