雫-シズク-
見えるところ全部がまっくらな闇の中、目の前にこげ茶色のとても大きなドアがぽつんと一つ浮かんでいる。
なんとなく開けなきゃいけない気がして力を込めて押すと、ギイイーッとひどい音を出しながらドアが開いた。
なんにもない広い部屋は薄暗くて気味が悪い。
よく目をこらすと、天井のまん中からなにかぶら下がっているのがぼんやり見えた。
「……なんだろう?」
どこかで、見たことがある。
自然に足がゆっくりと前へ進んだ。
僕は一生懸命止めようとしたけど思うようにならない。
「……いや、だ」
ずりずりと動く体がとうとうぶら下がっている物のすぐ下まで来てしまった。
なんとなく開けなきゃいけない気がして力を込めて押すと、ギイイーッとひどい音を出しながらドアが開いた。
なんにもない広い部屋は薄暗くて気味が悪い。
よく目をこらすと、天井のまん中からなにかぶら下がっているのがぼんやり見えた。
「……なんだろう?」
どこかで、見たことがある。
自然に足がゆっくりと前へ進んだ。
僕は一生懸命止めようとしたけど思うようにならない。
「……いや、だ」
ずりずりと動く体がとうとうぶら下がっている物のすぐ下まで来てしまった。