SWEET&BITTER LOVE~シークレット・シェアリング《続編》~
やっぱり、珠希と結婚生活を続けていくコトは罪だよな…。


珠希は平凡で普通の家庭を築くコトを望んでる。


でも、俺は虐待の連鎖から躊躇いを感じている。



「お帰り…郁弥…今夜は早いのね」


珠希はキッチンに立って、夕食に準備。


香ばしいカレーの匂いが部屋中に漂っている。



「なぁ?珠希…話がある…座って」


珠希はカレー鍋のコンロの火を消して、リビングにやって来た。


二人でソファーに向かい合わせに座った。







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