SWEET&BITTER LOVE~シークレット・シェアリング《続編》~
川元は隠し持っていたバタフライナイフを、俺に向かって振り下ろす。


「俺を殺す気か!?」


「ああ~そうだっ!!てめぇだけ、人生上手く行かせない!!」



俺は川元から逃げる。


「!!?」


しかし、車停めに足を取られ、後ろに転倒。


勢い余って、アスファルトの壁に肩をぶつけた。


「死ねーーーーっ!!」


俺の胸に川元のナイフが突き刺さった。


「うっ・・・川…」


激しい痛みが突き抜ける。



俺の胸元が自分の血で真っ赤に染まる。


川元は俺の胸からナイフを引き抜く。


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