SWEET&BITTER LOVE~シークレット・シェアリング《続編》~
「俺は本当に…珠希を愛してる…だから、何でも出来る…」



川元だって、本当に殺そうと思った。
逆に、川元に殺されかけた俺だけど。



俺の愛って何処か?危なげだな。

愛されず育ったから…他人が愛するような愛し方できないのかもしれない。




「・・・」


「佐久間?」


雄太と夕利が仲良く出勤。



「俺は先に行く…」

越塚はそのまま、俺たち3人から離れ、同じように通勤する人混みに紛れた。




「新しくニューヨークから赴任した営業課の越塚だろ?お前…いつから知り合いなんだ?佐久間」



「あ、昨日からだ…」



俺は気を取り直して、雄太と話を交わす。






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