貴方は私の―――



「…………っ!!!!」


そして、驚いて硬直する私から優しくタオルを奪い取り、



わしゃわしゃわしゃ、



と私の髪を優しく拭き始めた。


その優しい指使いと、さっきの甘い声がフィードバックして……


ぼんっ!!


私は茹で上がったタコのように、赤くなってしまう。



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