貴方は私の―――



私は慌ててその笑顔から視線を外すと、濡れたタオルの始末をしてからベッドへ直行した。


現在時刻は午後10時半。


普段に比べたら、かなり早い就寝時間だけど……まぁいいや。


そう思いながらかけ布団を掴み、ベッドの上に転がった。


あー……明日は土曜日だ。


駿、特に予定無いって言ってたし……買い物にでも誘おうかな?


―――…なんて思っていたら。



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