変身願望~恋する瞳~
「その服気に入ったの?」

頷いた私。


「買えばいいじゃん」


「…似合わないし」


「着てもないのに、勝手に決めんな」


モジモジしてる私の手を引いて、

店に入る瞬。


「あそこに飾ってあるの、

取ってもらえますか?」

店員さんは笑顔で了承した。


「ほら、着てこい」

「いいよ!」

「うるさい!オレの命令」

「・・・・」

渋々それを持って試着室へ。
< 9 / 193 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop