英国喜劇リコレクション
ユノリアスは、前髪の間から額についている飾りを露にする。
「出来るだけ、高い声を上げないようにお願いします」
それだけ言うと、その飾りからユノリアスの体を、淡い光が包む。
「な、何だ!?」
決して眩しくはないのに、エルヴィスは腕で頭を守った。
胸をギュッと掴まれるような、背筋を伸ばされるような感覚が体中を襲う。
その周りに纏う空気だけが、やけに浄化されていて、側に寄るのも躊躇われる。