大好きな先輩
第1章 先輩の隣
私の名前は加山未沙
現在中学2年生。

実は今一つ上の加藤直也先輩の事が気になってるんだ

「オーイ!未沙」

「今行くよ〜!」

それでは親友の華那実が待っているのでバイバイ!


「もう!遅い!!」

「ごめんごめん(汗)」

「まぁいいや。・・それよりアンタに悲しいお知らせ」

「な・何!?」

「直也先輩さ〜彼女いるんだって!」

「ええー!!」


華那実にそう聞かされショックを隠せなかった。

「で、相手は?」

「それが私達の面倒をよく見てくれる深雪先輩らしい」

「・・・。」

「元気出せー!アンタなら大丈夫大丈夫!!」

「華那実」

「ホラ。行こう!」

「うん!」


華那実と一緒に校舎に向かって歩いていた時、偶然見てしまった。

直也先輩と深雪先輩が一緒にいる所を・・・。


「朝からかよ(汗)」

でも様子がおかしい。。


「直也は私と未沙どっちが大切なの!?」

「お前、何言って」

「だってアンタってばいつも未沙ばかり見てるじゃない!!」


どうやら私の事で喧嘩をしているようだ。

暫く見ていると深雪先輩は直也先輩に何か言い、顔を叩くと校舎の中に行ってしまった。

私達が見てるとも知らずに
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