大好きな先輩

次は直也

どのくらい時間が経ったのだろうか。

ふと気が付くと私と華那実は保健室のベットの上にいた


｢未沙。起きた？｣

｢華那実｣

｢どうやら私達、先生に発見されたみたいだね｣

｢だねぇ｣


二人で話していると深雪先輩が保健室に入ってきた。
｢あー！マジムカつくな!！｣

｢だよねぇ。ありえないんだけど｣


どうやらクラスで何かあったのか二人ともご機嫌斜めのようだ。

と、ここで恭斗先輩が


｢そう言えばさ〜直也ってウザくなったよな？｣

｢確かに〜！｣

｢じゃあ次のターゲットはアイツにしようか｣

｢おっ！いいじゃん!！｣


そのような事を話し、先輩達は保健室を後にした。

｢ちょっと未沙。直也先輩危ないじゃん！｣

｢うん。知らせないと！｣


焦っていた私はいきなり起き上がり、またもや激しい痛みに襲われてしまった。

｢いたっ！｣

｢まだ寝てなきゃダメだよ｣

｢でも･･･｣

｢多分直也先輩ここに来ると思うからその時に言おう？｣

｢分かった。｣


私達は先輩が来るまで待つ事にし再び眠りについた