月と太陽の恋模様


―――こんな調子でバスは移動し、漸く目的地に辿り着いた。




「やっぱ外の空気良いねー!」




風先輩が伸びをする。


私もつられて深呼吸を数回。




「じゃあ、控え室まで移動して練習してから昼飯な。」




「「「「「はい!」」」」」






――もうすぐで初めての舞台が始まる。
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