月と太陽の恋模様


「好きだけど、名島さんが言ってる意味の好きじゃないよ。」




「そう。だったらあまり先輩に近づかないでね。私、先輩が好きなの。」




……やっぱり。
だからバスの中であんなにピリピリしてたのか…


正直勘弁してほしい…


ただでさえ私は……




「お、優。こんな所に居たのか。探したぞ。行こう!」




「あ、陽崎先生…仲道さんに何か用事が?」




「まぁ、ちょっとな。お昼一緒に食べる約束してたのにすっぽかされたんだ。」




してませんけど!?


ってかそんなこと明け透けと言って大丈夫なの?
< 261 / 670 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop