月と太陽の恋模様

陽崎先生



「ハァ―――…」




「オハヨー優!」




「うん、おはよ…」




「まぁ、仕方ないよ。」




「うん……家でやってもやっぱりダメだった。」




そう、課題消化活動は結局終わらなかったのである。


図書館が閉まる18時まで粘ったものの、半分しかいかなかった。


それもこれも私の理解力が乏しいせい。


舞の説明はきちんとしていたにも関わらず何度も舞に聞き返しているうちに時間が過ぎてしまった。
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