月と太陽の恋模様


「はい、コレ。」




補習授業が終わり、先生の言われた通りの場所へ行くと満面の笑みで渡された。




「あの……コレは…」




「箒、です。この階段塔の掃除をする代わりに補習の担当をさせてもらえたんです。」




「何で私まで!?」




今日はせっかく部活のない日なのに……


家でゴロゴロしたかった。
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