月と太陽の恋模様
確信した気持ち
9月になった。
補習授業も終了し、階段塔の掃除も無事終了。
掃除の後に先生に奢ってもらったジュースがやたら美味しかったのを覚えている。
色々あった夏休みが終わり、変わったことが1つあった。
「仲道、おはよ!」
「植田頑張るねー」
そう、植田と話す機会が増えた。
「今日の昼飯、天気が良いから屋上行かねーか?」
「そんなことしたら練習時間減るじゃん。教室で食べようよ。」
「それもそうだな。」
お昼ご飯も一緒に食べるようになっていた。
「この部活バカ。」
舞はそんな私達の様子を見てため息をつくのだった。