Line ~何時ものセリフで~
今一訳が分からないまま皆に促されて
社長室の前までやってきた


『俺たちのことは気にしなくて良いから
ごゆっくりどうぞ』なんて言われたけど
私の頭はハテナでいっぱいだ。


入るのをためらって後ろを振り返ると
皆は既に飲み物やお菓子、おつまみが
並べられたテーブルで勝手に
盛り上がっている

行くしかないらしい…

一気に緊張が上昇し、汗ばむ手でドアを
ノックし、『失礼します』と言いながら
ドアを開け中に入った。



「ただいま」

私の顔を見るなり爽やかな笑顔を向ける
雅人

「お、お帰りなさい」

って、なんだ?この普通過ぎる態度に
会話は…
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