桜‐幕末恋物語‐

 近藤、土方、沖田、斎藤SIDE


近)刀を素手で掴むなんてどんな度胸のある男かと思ったら・・・なんて別嬪さんだ!

土)確かに小柄で華奢だなとは思ったが・・・まさか女だったとは・・・。

沖)ほんとびっくりですよね~。その辺の町娘よりだんぜんかわいいですしね。一君に至っては衝撃で固まっちゃってますよ。あの子もきっと無自覚なんでしょうね。1人で悩んでます。

斎)・・・はっ!なんだあの整ったのは!目以外全部小さいぞ!?

沖)あ、復活した。

土)斎藤落ち着け。ところで近藤さん、あいつどうする?ここに置いとくか?

近)そうだな。あの子を野放しにしとくのはいろいろと危険だしな。

沖)誰かの小姓にでもするんですか?それとも女中?

斎)小姓の方が安全な気もするが・・・。

土)両方やらせりゃいいんじゃねぇか?

近)きついとは思うが・・・そうするしかないか・・・。

沖)そうですね。誰の小姓にするんですか?

近)それは後ほど決める。


ここで4人の目での会話がおわった。


< 13 / 219 >

この作品をシェア

pagetop