桜‐幕末恋物語‐

桜「総司さん、なんでいるんですか!?」

移転してから私は1人部屋になった。

両隣が総司さんと平助君。

そして今、何故か総司さんが私の部屋にいる。

総「特に理由はないけど。それより、今敬語使ったよね?」

桜「気のせいなんじゃない?ていうか・・・くつろいでないで出てって」

総「えぇ・・・」

全く動く意思を見せない総司さん。

困ったなぁ・・・。

平「ん?桜、部屋に入んないでなにしてんだ?」

桜「あ、平助君」

総「え?平助?あ、平助だぁ」

・・・殴っていいですか・・・?

その美しいお顔に傷ができますよ~。

私は見えないように拳を握った。

< 158 / 219 >

この作品をシェア

pagetop