桜‐幕末恋物語‐

結局、私は布団で寝ることに。

それも・・・何故か藤堂さんと2人で。

ここで気づいたこと。

譲り合いしてる間に部屋片付ければよかったんじゃ・・・。

まぁ、過ぎたことを悩んでもしょうがないし、もう寝よう。

私は藤堂さんに背を向けると、布団の隅で目を閉じた。

平「・・・なぁ、胡桃」

桜「桜でいいですよ」

平「桜・・・着替えないのか?」

桜「着替えなんて持ってないんで」

自分でもなんで桜って呼んでいいっていったのか分からない。

まぁ、なんとなくってことでいいか。

私は自己解決すると、藤堂さんと会話していたことも忘れて眠りについた。


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