最低最悪男子はあたしです
そして少しだけしか上がっていなかった口角が、一瞬にして大きな弧を描いてから
春輝がまだヤってないと言い続けるのを、完璧に無視して口を開いた
「良い体してたよなぁ」
わざとらしく、思い出すかのように目を瞑り、そして開いた槐
もちろん、あたしたちは春輝たちが絡み合ってるところなんて見たことはない
と言うよりも見たくもない
槐があたしのいないときに絡み合っているところを見ているのならば別だけど、少なくともあたしと一緒にいるときは槐も見ていないだろう
どれだけ春輝を苛めたいんだ、こいつは…