◇彩色パズル◇
「安藤?ちゃんと前見よ~な?」

先生にそぉ言われ、また恥ずかしくなった。




そして、少し落ち着いてから、

「急に呼ばないでよ。」

私はまだ少し顔を赤くしながら、前の席の人にそう言う。


「しゃべってんのが悪い!」


・・・・。

なんも言えないじゃん!

正論を言うんじゃねぇ!!!



「んじゃ、もぉ渡してもいいですか、彩華さん?」

「へ?!あ・・・・・・・ども。」


ギャァァ・・


やっぱ慣れないよぅ・・/////


私は顔が赤くなってるのを竜哉に見られないように、顔を伏せてプリントを受けとった。



「はい、しーちゃん。」


「・・・・。」

・・?なんだ、急に黙って。


「ラブラブっぽいじゃ~ん♪」


!!!!!?


「しーちゃんの馬鹿!!!」


そう言って、プリントを机の上にバンッと置いて、私は顔を隠した。



「・・・・?何叫んでんの、お前・・。ってか・・・何してんの??」



前からは声が聞こえる。



うぅぅ・・・////



しょうがないじゃん。

ばかぁ。
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