◇彩色パズル◇
「あ。もぉちょっとで2時間目じゃん!大変だっ早く戻らないと!」


朱莉が時計をみてあせりだした。


「あ。もぉ行く?」

「うん!じゃ。彩華!プリントありがと!」


「うん♪」


そして、私たちは手を振りあって、朱莉は教室へ帰っていった。



「やっぱ・・お前、仲良くすんの??」

「へ?!」

竜哉がそう言う。


「山本さんといつのまに仲良くなったの?」

「昨日の放課後。」


「放課後?」

「うん。竜哉が数学の用意忘れたとかで、朱莉がこの教室にきて・・それで一緒に帰ったんだよ。」


「あ~!!数学のね!」

竜哉は思い出したかのようにそう言う。



「その時に、愚痴を聞かされて、それから♪」


『ふぅ~ん・・』

あんたら・・。聞いておいてその反応はなんじゃぃ!!

ってか・・・どうでもいいの?
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