推理はラテを飲みながら#00-全ケータイ小説読者への挑戦状-【完】
匠の頼みを受けて、さっきと同じメンバーが広間から出て行く。
ほどなくして戻ってきた真紀子のお盆には、姫子が飲んでいたのと同じカップから、湯気が立っていた。
「はい、ラテ・マキアート。ざっと作っただけだけど」
「ありがと。お母さん」
置かれたカップを、そうっとのぞきこむ。
チョコレートとミルクの混ざりかけのような色をして、モコモコと泡立っている。