普通のあなたと片目の私


それから一週間後のことだった。


俺はホスピスに静かに居た。


何もすることがないまま。


ただ自分の身体が日に日に蝕まれていくのを感じながら。




「兄貴!見て!やっとあの女を落としたわ!」




七海が興奮してやって来た。



あの女とは梨華のことだろう。


七海は昔から梨華のことが嫌いだった。




「コレを見て。」




俺は七海の持つ袋を受け取った。


するとそこには――…
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