蝶響

屋上





~晴流side~


扉を開けた瞬間、人の気配を感じた

でも、屋上の俺の存在はみんな知ってるはずだ

メガネをかけた、地味な女

「…だr」

“誰だよ”

そう言いかけた時、女がゆっくり起き上がった







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