蝶響




「謝るのはもういい…別に怒ってる訳じゃねぇ。それより、顔をあげろ」

「はい、本当にすみませんでした」

そう言って、ゆっくりと顔をあげた女…


「えっ…」

アイツは、凄いスピードで、屋上からの階段を駆け下りて行った

まるで、俺から逃げるかのように…

それを追うように、俺も後へ続いた





~晴流side.end~







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