甘い無口な彼氏
「聞きました?河南さん」
「ええ、バッチリ。伶さん」
普通に会話をしていれば、私たちに目もくれていなかった幼なじみ二人が、ニヤニヤしながら私たちを見る。
「な、なに」
「えー?やらしい会話を昼間から…」
「伶」
伶くんが喋り始めると、透弥くんが低い声で伶くんの言葉を止める。
てか、やらしいとか聞こえたんですけど…。
「伶くん。やらしいって言った…?」
「えー?だってー家にくるなんてーすることは決まっt「殺すぞ」」
隣から、さっきよりも低い声が聞こえて、伶くんが気まずそうに口を閉ざした。
…透弥くんが異常に機嫌が悪い。