天然美少女×狼5人
え。でも今さ、めっちゃ雰囲気ピリピリしてるよね。


でも、行かなきゃ。だよね。




アタシは俯きながら、ゆっくりと教室のなかに足を踏み入れた。


そして、佐藤先生の所まで歩いた。


「女ッ!?さったん!そんなの聞いてねぇぞぅ!」




「黒髪きれー」



という感じの声が飛び回った。


き・・・気まずい。


佐「じゃあ、自己紹介。」



へっ?やっぱり?しなきゃダメ?


んー。


アタシは顔を上げて


『えっと・・・天城麗です!宜しくお願いします!」


そして、微笑んだ。
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