pierce,prince
「海さ、3年前の海ん誕生日に
俺があげたもの、覚えてる?」
『当たり前でしょ。どして?』
「3年前に俺があげたものは?」
『…プラネタリウムのチケット』
はあと深い息を吹き出して
根気強く聞いてくる。
「…何枚だった?」
『2枚。』
「2枚のチケットで誰と
プラネタリウム見に行ったの?」
『誰とって…お母さん。』
「…ここまで言っても
わかんない?」
『…?』
「なんで俺が海に2枚
あげたのか、わかんない?」