天神学園高等部の奇怪な面々23
「あ、ごめんごめん、さっきからルーイ君が横でうるさくてさあ」

電話に戻る遊里。

ルーイが熱烈アプローチをかけようとも、遊里はこれっぽっちも靡く気配がない。

何という鉄壁の身持ちの堅さ。

というか、遊里はルーイにナンパされている自覚さえないかもしれない。

流石のルーイもガックリと跪く。

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