白緑蝶"vacances【続2】
「せっかくここには一流の品物
 が溢れているんですよ

 利用しない手はない

 ここにある商品の中から
 あなたが望むもの

 その全てを私からプレゼント
 させて頂きます」

「そんな、悪いです・・・」

「遠慮しないでください
 
 美しい女になって
 頂かなくては

 美しい女を嫌う男はいない
 でしょうから・・・」

私は今夜、生まれ変わる・・・

どんなに嘆いたって

ソラしか愛せないなら

貪欲に、もっともっと

愛してもらえる女になる。

手放すのが惜しいぐらい・・・

「ソラ、私・・・

 用意ならできています

 会場には、このまま

 向かいます」
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