白緑蝶"vacances【続2】
真澄は、返答に困ってるよう
だった。

「・・・・・・」

「何も言えないってことは
 図星?

 昨日と同じ・・・」

百枝の頬を、とても綺麗な涙が
伝う。

「昨日、何があったの?」

何が、百枝をそんなにも悲しく
させるの。

私の問いかけに、二人は
黙り込む。

昨日、私達と合流した真澄と
百枝、二人の間に距離を感じ
たのは確か

そして、百枝はなぜか私から
も距離を取っていた。

恋する真澄が追いかけて来て
くれて、男性から自分の事を
奪ってくれて、百枝はきっと
嬉しかったはず、それなのに
私に何かを聞かれること
百枝は避けているようだった。

ぽろり、ぽろり、流れる涙

悲しい・・・
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