白緑蝶"vacances【続2】

バカンスを終えて

タクシーが停まってる傍で話す
私達。

「ヒワ

 花屋さん、開業できそうで
 よかったね」

「うん
 
 まだ少し先だと思うけど開店
 に向けて、お姉ちゃんと話を
 進めて、また、がんばるわ」

「うん、がんばれ

 そうだ、何か手伝うことが
 あれば遠慮せずに言ってね」

「うん、ありがとう

 モモ、旅行
 楽しんで来てね」

「うん」

「ねえ、ねえ、その前にさ
 モモ達ってさ、そう言えば
 今夜、初夜じゃないの?」

「何、サキ、やらしい」

「でも結局、マスミとは一度も
 そういう関係にならないまま
 結婚しちゃうなんて、今時
 すごいね」

頬を赤らめる、百枝。

「マスミさんに愛されてるって
 ことだね

 でも、心配じゃないの?
 体の相性を知らないまま
 結婚しちゃってさ」
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