白緑蝶"vacances【続2】
「そっか
 なら、こいつのために
 走るか

 でも、どうせやるなら
 練習してでも、一番に
 なってやる」

「うふふ

 そうね、シゲキさん
 あなたならきっと一番に
 なれると私は思うよ

 私の一番になれたように」

赤信号・・・

運転する私の頬に

君の唇が触れた。
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