可愛いあいつは女教師
でも・・・奈々のため・・・そう自己暗示をかけている。
もしそれがなかったら・・・俺はとっくにこいつを殴っていただろうな。


「ねえキスしよーよ。」
俺はもう反抗するのをやめた。
余計疲れるだけだ。


目をつぶっている由美の唇にそっと触れた。
そしてすぐ離した。


目を開けると由美はまた笑っている。
「やけに素直なんだね。」

俺はそれには答えずにまた歩き出した。




その日は結局由美を家まで送ってやっと解放された。



「あー・・・疲れた・・・。」

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